コンゴウインコと言えばベニコンゴウやルリコンゴウなど大きくてカラフルなインコを思い浮かべると思いますが現在日本に輸入できるコンゴウインコ類はルリ、ベニの他にコミドリコンゴウやヒメコンゴウなどミドリを基調とした、いわゆるミニマコウという種類がいます。その中でも輸入量が少ないキエリヒメコンゴウをどうしても飼ってみたく探していたところ5年ほど前にベルギーからのオファーがあり3ペア入れることができました。
未だ産まれて1年も経たない若鳥だったので繁殖には最低でも3年かかるとは思いましたがこの鳥に出会えたことが嬉しかったことを思い出します。
あれから5年オス1羽落とし、オス1羽を不注意で逃してしまい、1ベアとメス2羽しか残っていませんでしたがようやく残っていた1ペアが産卵し、なんとか1羽孵すことができました。
初めての繁殖なので大事をとって、生後1週間程で親から離し挿し餌したためにすぐに2回目の産卵をし、この度無事3羽孵すことができました。
独り身になっていたメス2羽にも2羽のオスを探し当て現在ペアリング中です。
このインコは非常に流通も少なく、今後ワシントン条約の1類になる可能性が高い貴重なインコです。
この日本で姿が見れなくならないように頑張って増やしていこうと思います。