新しい年を迎え明るい話題を載せたかったのですが、昨年に続き残念な話題です。
昨年のお正月に初めての誕生となったセネガルパロットでしたが寒い時期の誕生だったため冷えで凍死してしまいました。
ずっと母鳥が巣箱に籠っていたので安心していましたが、ある日見ると出てきていたので、まずいと思い巣箱を覗いたときには既に手遅れでした。
この失敗から来年は卵が孵る寸前に取り出し孵卵器を使用すれば大丈夫と心待ちし、やっと1年が経ち順調に4ペアが産卵し、どのペアも有精卵でお正月には多数の雛が孵ると喜びと期待で孵卵器に入卵しました。
孵化は順調にいき7羽の雛が孵りいつものように細かく挿し餌をしていましたがあるときから1羽に食帯が起き、その後次々と他の子たちにも食帯が広がっていきました。
食帯になれば産まれて間もない雛は手の施しようがなく、今のところ4羽の雛が亡くなってしまいあとの3羽も時間の問題です。
同じ時に孵ったオカメインコ数羽は何もなく、セネガルだけがなったため、伝染病などの病原菌ではないことは確かでした。
温度も湿度も問題なく、あとはフォーミュラーしか考えられなかったので、いつも使用しているエグザクトを止めラヴディーブッシュのフォーミュラー3を購入しましたがこれでどうなるのか？既に食帯になっているので回復は難しいと思います。
これで回復してくれれば餌の問題だったと原因がわかるのですがどうなってくれるのか、今まで数百羽の雛を産まれたばかりから育ててきて、ちょっとした失敗はありましたがほとんどが問題なく育てあげてきたのにこんな大きな失敗は初めてです。今はショックが大きく、立ち直れない状態です。
多分他の種類と違いセネガルは難しいのだと思います。
原因がわからない限り孵卵器からの飼育は今後できません。
来年は巣箱自体を保温し、雛を1ヶ月は親に育てさせる方法をしなければなりません。たった数ペアなら暖房の効いた家の中で飼育すれば問題ないですが、10数ペアとなると、新しく暖房設備を整えその為に周りを囲む大工工事が必要になります。
半月ほどかかりますが、貴重な雛を守る為作っていこうと思います。次は3度目の正直です。
育たなかった雛の為にももう失敗は許されません。
