11月に数ペア新しい家族が増えましたので紹介します。
とても分かりにくいですがオオダルマインコです。アジア系のインコは今まで飼育したことはなく、興味が無かったということが理由でしたがあとで紹介するオオホンセイと2ペアで安く勧められたので思わず買ってしまいました。このインコは成熟するとオスの嘴がオレンジ色になるので判別が簡単ですがまだ若いので黒いままです。繁殖できるまでに最低2年はかかりそうです。
こちらも分かりにくいですがオオホンセイインコです。俗にいうインドオームですがどう見てもインコです。嘴が大きく硬い木のとまり木も1週間もちませんでした。この子たちも若いので2年はかかるでしょう、気の長いはなしです。
今回導入のメインといえる種類ですが私も実物を見るのは初めてで日本に入ってくるのもあまり無いのではと思われます。小型のボウシインコでドミニカ共和国固有種のミミグロボウシインコと言います。名前の通り耳の部分が黒いのが特徴です。写真では分かりにくいですが体全体は鮮やかな緑色でボウシインコ類はくすんだ緑色をした種類が多いですがこのボウシインコはとても綺麗なインコです。
このボウシインコによく似た種類にCUBAN AMAZON(サクラボウシインコ)という種類がいますが原産国もドミニカ共和国の隣に位置するキューバで喉のあたりにピンク色が広がっている以外はほぼ同じ色合いです。サクラボウシはワシントン条約のⅠ類に指定さていて、まず日本で見ることはないと思いますがフィリピンの繁殖所のBII社には数多くいるようです。このミミグロボウシも絶滅危惧種に指定されていて近い将来ワシントン条約Ⅰ類になる可能性が非常に高いとされています。是非とも繁殖を成功させてみたいですね。日本初になるかも!
今回は3種の紹介でしたが残りは次回紹介します。